
見方を少し変えれば低炭水化物ダイエットのカテゴリーになりそうなグルテンフリーダイエット。
また、よくベジタリアンの方が提唱しているダイエットの一つでもありますが、そもそもこのグルテンフリーダイエットとは一体なんなのでしょうか?
多くの人が悩んでいるのは、やはり、グルテン(小麦粉)からくるアレルギーが気になる…
また、グルテンフリーダイエットを始めてみたいのだけど、炭水化物ダイエットとの違いやリバウンドしてしまうのでは?
というものだと思います。
この小麦粉=アレルギーという図式が成り立ったのは皆さんはもうご存知でしょうが、あの例のテニスプレイヤーがグルテンフリーにしたら肉体改造に成功し、世界ランキングをめきめきと上げていった!ということを著書で語ったのが原因だと思われます。
目次
テニスプレイヤー・ノバクジョコビッチ選手が語るグルテンフリーのダイエットは本当か?
さて、テニスプレイヤーのジョコビッチ選手が提唱するグルテンフリーダイエットですが、これは言うまでもなく彼自身の実体験からその信憑性が謳われています。

かれが、グルテンフリーダイエットを著書で述べるようになった経緯をまず話させていただくと、まず、彼は戦時下のセルビアでかなり過酷な環境でその少年期を過ごしました。
皆さんは経験がないかもしれませんが、戦時下というのは非常に経済が困窮するもので、この時、彼は毎日パンしか食べるものがなく体も病弱だったようです。
そんな時期をを過ごした、少年ジョコビッチはプロのテニスプレイヤーになんとかなるのですが、様々な病気が彼を襲います。
喘息・関節痛、原因不明の腹痛や頭痛、慢性的な疲れなど。
そんな時、プロテニスプレイヤーである彼に栄養学者が彼に言います。
「あなたが、様々な慢性病に悩まされているのは、もしかしたら小麦粉が原因かもしれない」
「小麦粉を止めてみてはどうか?」と
ジョコビッチは栄養学者(今で言う栄養士さん)の言うとおり小麦粉を一切断ちました。
するとどうでしょう?
今までの慢性病が嘘みたいにたちどころに治っていくではないでしょうか。
彼はそれから肉体改造を成功させます。
詳しくはこの本に書いてあります↓
本当に小麦粉が原因?グルテンフリーダイエットの落とし穴?
わたしも、一時期、炭水化物ダイエットを始めるにあたり、小麦粉を絶ってみるダイエットをしたことがあります。
で、結果はというと、たしかに体重は減らすことができました。
ですが、小麦粉食品、パンやパスタ、うどんを食べないという生活はたしかに味気なく、また小麦粉を絶ったところで私の体はなんの変調もきたすところがありませんでした。

特に、慢性的な病気持ちではない私ですが、どちらかとうと、小麦粉製品を食べないということで逆に少しストレスを感じてさえいました(=_=)

「うどんやそばを食えないのは悲しい。」
小麦粉が体に合わない…、そんな人間がいるとしたら、もしかしたらジョコビッチ選手のように体の調子が劇的によくなるのかもしれません。
とうことは、このダイエットはジョコビッチ選手のような人にしか合わないダイエット手法かもしれません。
実は言うと、欧米で行われた調査なのですが、小麦粉に含まれるグルテン(小麦粉が水と合わさって化学反応を起こした際に発生するタンパク質)が体に合わない人が稀にいるという調査結果があります。
大体200人に一人ぐらいですが、実はジョコビッチ選手はそのうちの一人だったといわれてます。
また、ジョコビッチ選手が幼少期にパンしか口にすることができなかったことも踏まえ、彼がもしかしたらグルテンアレルギーに近いものだったということも否定はできません。

ということは、グルテンダイエットは一部の人間にしか効果がないともいえます。
グルテンフリーダイエットで実際効果があった!メリットは痩せるだけじゃない?
でも、少しお待ちください。
グルテンフリーダイエットを行って実際効果があった!
小麦粉に対する考え方が実際に変わった!という人も少なくはありません。
というのも、究極を言ってしまえば、グルテンフリーダイエットも低炭水化物ダイエットに相違ないからです。
グルテンフリーダイエットをやった後と前では小麦製品に対する考えが変わる?
中には、このグルテンフリーダイエットを行ったおかげで、小麦粉に対する理解が深まった!
趣味の料理に使える!勉強になる!一石二鳥!という人の声も多くあります。
おすすめのグルテンフリー商品
小麦粉を調理するという考えにおいて、ダイエットは少し片隅で考えて、どちらかというと趣味の料理やお菓子作りに役立つという人もいます。
その過程でダイエットとしての知識が増えるならば、人生経験としてもいいのかな?と思います。
日本人には不向きか?見極める必要がある

調べるとわかるのですが、小麦粉を排除してダイエットを考えるというのは欧米ならではと思います。
日本人にはもっと日本人向けのダイエット方法もたくさんあると思いますし、グルテンフリーダイエットという物自体そもそもいわゆる「欧米人」というものを対象に考えられているような節があります。
人種で体質というのは違ってくるとは思いますが、そこまで大きな差はないとしても、究極は小麦を完璧に排除したダイエットも難しいものがあります。
小麦粉を食べなくなったら体調が劇的にいい方向に変化した!というなら続けてみてもいいかもしれませんね(^_^;)