最近、若い人の中で、寝起きがけに、頭痛がする…。
そんな人が非常に増えているそうです。
私も、実は、10代〜20代後半にかけて朝、なぜか偏頭痛がする時がありましたが、昨今の朝頭痛事情はもう少し厄介なようです。
なぜなら、私が10代〜20代の頃はまだ、スマートフォンも普及していなく、それなりに原因が掴みやすかったこともあります。
現代においては様々な媒体や情報が溢れすぎていて、この「朝から頭痛がする」という現状を解き明かすには、とても難解なように思えます。
朝、起きたら、いきなり頭痛って、一番大切な一日のスタートを最悪な状態で始めなければいけないというのは、朝起きたら、通勤用の自転車がパンクしてた!というぐらい不運なことです。
ですが、この朝から頭痛がする原因を解明とまでいかなくても、寝る前に効果的な行動や、サプリメントで改善するという方法がいくつかあるようです。
目次
朝、起きてから頭痛の中で鎮痛剤で解決…、というのは解決になっていない。
この頭痛の持ち主のほとんどが、朝起きててから鎮痛剤やサプリメントで解決を図るようですが、これでは根本的な解決になっていません。

朝の頭痛はあくまでも朝の頭痛なのです。
起きて、いきなり、頭痛ということ自体をなくさなければ、解決しているとは言えないのです。
ただ、この頭痛の怖いところは、朝、起きた時だけ辛い、とのことにつきます。
痛みが、薬やサプリメントを服用してしまえば、短時間で沈静化するため、本人が非常に忘れやすい、もしくは慣れてしまいやすいのです。
そして、この頭痛が、いわゆる「死ぬほど辛い」という状況ではないので、放置してしまう人もたくさんいます。
多くのこの、朝、頭痛の人は言います。
「昔からだし、慣れているから大丈夫だよ。薬飲めばすぐ治るしね。」と。
実は非常に危険な選択をしているのに気付かないというのは、本当に怖いことだと思います。
ただの朝の頭痛と侮るなかれ!たくさんの病気を併発する恐れのある朝の頭痛のケース
たかが頭痛、されど頭痛。
ほとんどの人の場合、頭痛に慣れてしまっていて、放置か、自分の昔からのやり方でその場を乗り切る人がほとんどですが、実はその頭痛は多くの病気を併発する可能性のある頭痛です。
ケースその1
心筋梗塞を誘引させる。
これは実は動脈硬化からの心筋梗塞というもっとも恐ろしいケースなのですが、頭痛はどこかの血管に何かが詰まっていることが多いのです。
加えて、血圧が高い人ほど注意が必要なのはいうまでもありません。
心筋梗塞で倒れる人は朝が多いのですが、それは頭痛と無関係なことではありません。
生活習慣病にも近いものがありますが、後天的に朝の頭痛を患う人ほど多いケースです。
高コレステロール・生活習慣病などには十分注意が必要です。
また、くも膜下出血・脳腫瘍など、かなり重いと言われる系統の病気を併発することもあります。
ケースその2
目の病からくる、吐き気、頭痛。
これは先天的に目が悪い、何かしらの眼病を患っているなどのケースです。
後天的なケースでは、やはり、パソコンを使った仕事をしている人、プログラマーなども疲れ目からくる頭痛を持っている人が非常に多いです。
また、目と鼻は繋がっていることから、蓄膿症を患っている人も朝、頭痛に悩まされる・という人がいます。
緑内障など注意が必要です。
ケースその3
うつ病を誘引する。
精神的なものでは、これが一番怖いケースだと思います。
うつ病。
実はこれは欧州で調査が行われた例があり、朝、頭痛がする15歳以上の男女を中心に5カ国で電話調査が行われた例です。
なんと、朝、頭痛がする人間の調査の結果は5人に1人がうつ病を持っていることが判明しました(対象は20000人)
朝の頭痛がする原因はうつ病…。
このことに、心当たりがある人は非常にドキッとしたのではないでしょうか?
まあ、朝に頭痛があること自体が、あまりいい精神状態でないことがわかりますよね。(>人<;)
簡単な改善策は?とりあえず朝に頭痛を持っている人は絶対にやっておいたほうがいいこと!
とにかくこの、朝の地獄から逃れたい。

でも、本格的に病院に通う時間がない、ちょっとめんどくさい。
本来なら、そんなこと言わずに早めに病院へ行きましょう!というところですが、応急処置というか、とりあえず、これ、やってみて!という処置方法があります。
いずれも非常に簡単なことですので、頭の片隅にでも覚えておいてくれれば実践できるかと思います。
とりま改善策1
水を300mlほど寝る前に飲む。
あまり水分を取らない人であれば、朝起きた時に軽い脱水症状になっていて、それが頭痛の原因になっているケースもあります。
皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、人間は寝ている間、コップ2杯分に相当する水分が失われています。
その分の水分を寝る前に補給するということです。
以外にも、これが原因だったケースも多々あるようですので、「これは違う」と思っても試してみてください。
とりま改善さく2
枕を変えてみる。
「はあ?」と思われるかもしれませんが、枕は以外にも重要な働きをしています。
枕を変えることで、しっかりとした睡眠を取ることができ、それが改善に繋がるケースもあります。
また、枕が高すぎたり、変な形をしていても体幹に変な影響を与えてしまい、知らず知らずのうちに肩こりになっているケースもあります。
肩こりになると、眼精疲労、そして頭痛を引き起こしやすくなります。
以外に枕が原因かもしれない、ということも覚えておいてください。
とりま改善策3
少し、間食をしてみる。
もし、ダイエットをしていないのであれば、寝る前に少しだけ糖分をとってみるというのもオススメです。
昔はホットミルクやホットココアなど、寝る前に飲んで、気持ちを落ち着かせてから床に就くという人も多くいました。
これが以外に効果的で、よく眠れると、今でも習慣にしている人がいます。
朝、貧血低血糖に近い症状(血糖値が一時的に急降下して、めまい、頭痛が起きる症状)に陥り、それを頭痛と勘違いする人もいますので、是非試してみてください。
ほとんどが、寝る前に何かしらの手を打つことが、改善策の第1歩になります。
他にも、寝る前に瞑想をしてみるなど、方法はありますが、やはり、多くの人が一番行うのは、病院で処方された薬やサプリメントを積極的に使うというものです。
下記は、寝る前に飲むことで、効果が期待できそうなサプリメントになります。
Lーテアニンが含まれている飲料を飲むことは良質な睡眠やストレスを軽減させることで有名ですが、お茶にはカフェインも含まれているため、Lーテアニンを摂取するために寝る前にお茶ばかり飲むのはオススメしません。
ですが、サプリメントなら、有効なLーテアニンだけ取ることができます。
ストレスからくる頭痛は良質な睡眠とGABAの成分が有効です
テアニンとGABA2つの有効成分が、ストレスによる頭痛と不眠による頭痛に効果的に効きます。

それでも、やっぱり、改善が見られない場合は?
頭痛の改善が、何をしても見られない!
サプリメントを飲んでも、市販の薬を飲んでも、全く改善がない!
そんな時は、やはり、お医者さんにかかるしかないと言いたいのですが、実は頭痛の問題は非常に難しく、お医者さんにかかったところで、すぐにでも改善できるといったものではありません。
下記は様々な頭痛に詳しいサイトになります↓
ただ、詳しく検査や原因をはっきりさせるということは頭痛の改善の一歩になることは間違いありません。
CTスキャンをとったり、することで、もしかしたら、何らかの重大な脳機能の障害が見つかるかもしれません。
最後に・少し、変わった方法?星状神経節ブロック療法というものもある
少し、イレギュラーな方法、またはあまり認知されていない方法で
星状神経節ブロック療法という方法もあります。
この手法は、賛否両輪が別れているものですが、成功例も多く、もし、信頼おけるドクターがいれば、是非、提案して見てもいいかもしれません。
ただ、批判もあるようで、「他の神経を傷つける可能性がある」などとも言われることがあります。
詳しくは、上記の本書を読んでもらえれば、納得できると思います。
ちなみに、この手法で治ると言われている病気は、偏頭痛のほか、アトピー性の皮膚炎など、多岐に渡ります。
本書の中身は非常にわかりやすく書かれているため、きっと頭痛に対する理解も深まると思います。
是非、参考にして見てください。