ダイエットしている人間にとって白米というのは主食でありながら糖質の塊でもあり、食べすぎは絶対に控えたいものです。
皮肉にも、日本人というか人類は効率よくエネルギーを生み出す白米を生み出してしまいました。
最近では、玄米・オートミールなど白米に代わる低GI食品が高い人気をはくしてます。
玄米とオートミールはたして、ダイエット食として高い効果を発揮するのはどちらでしょうか?
ダイエッターの中では小さな論争が起きるほどです。
目次
玄米は不味い?玄米を美味しく食べる方法3つ
ダイエットはじめに、玄米食にしてみました!でも匂いが苦手です!!
味もぼそぼそしてて苦手です…、玄米…不味い!!!
そう、玄米は意外と癖のある匂いをしてます。
白米のような甘くて芳醇な匂いでは無いとは思います。
1・あの、独特な匂いが少し抑えることができる?料理酒を入れてみた。
玄米の独特な香りが苦手という人は実は意外と多いです。
文章で伝えることができないのが残念ですが、玄米を良く食べる人ならわかると思います。
白米とは違う、なんとも言えない香りがします。
この香りがいい!という香りではなく、なんとも言えない玄米の匂い。
しかし、この香り、別の香りに変化させることも可能で、試しに日本酒(料理酒)を入れてみましたところ、やはり少し独特な香りがするのですが、少し柔らかくすることができました。
2・少量の白米を混ぜる(3:1)ぐらい
玄米3合に対して1合分白米を混ぜた玄米はそれほど玄米のボソボソ感は感じず100パーセント玄米よりかは、全然美味しく食べることができます。
ですが、白米が多くなりすぎると、そもそもの意味がなくなるので、最低3:1ぐらいの割合(玄米3 白米1)で炊くと美味しく食べることができます。
3・浸水時間を1日以上置く
これは、もしかしたら、多くの玄米ユーザーもやっているかもしれませんが、浸水時間をより長くすることにより、玄米をできるだけやわらくして食べるいうものです。
普通、玄米の浸水時間は6時間ぐらいが一番妥当だと言われていますが、24時間以上浸水時間をおいてしまいます。
玄米の色が茶色から白みがかるぐらいになるまで置いてから炊くと炊き立ては柔らかく美味しく食べることができます。
また、それらを冷凍保存しても、味はほとんどかわりません。
1日冷蔵庫の中で寝かさないといけないという、時間はかかる方法ですが、常に用意していれば、いいのでこれはおススメです。
オートミールじゃ足りない!オートミールをかさましして食べる方法
オートミールの定義とは
そもそも、オートミールとはなんぞや?という人の為に簡単な説明をします。
オートミールとはいわゆる押し麦(オーツ麦)の殻をとって、食べやすくした状態の麦です。
イギリス・アメリカでは朝のシリアルとして牛乳などでふやかして食べます。
栄養価が高く植物性タンパク質も豊富。
様々な種類があるが、最も食べやすく、お湯や牛乳でふやかしてすぐに食べられるインスタントオーツが日本では主流に出回ってます。
オートミールの利点はお湯で戻したり、茹でたりすればすぐに食べることができるところです。
しかし、昔は紙と言われていて現在ほど好まれて食べられていたものではなく、シリアルなどに混ぜて食べる健康食品に近い部類の食べ物だったようです。
オートミールは乾燥した状態で大体30gぐらいで、1回分の炭水化物の食事となります
30gで15~6gぐらいの糖質量です。
30gぐらいで、かなり膨らむので、満腹感がでる…という風に謳っていますが、実際は30gは意外と少なく、おやつ程度にしかならないという方も多いです。
食べ方の種類は本当に豊富なので、具材を沢山入れてもともとの少なさをカバーするなど、かさましをして食べると満足できる1食になります。
しかし、オートミールのカロリーも玄米のカロリーも100gあたりを見るとほとんど大した違いはなく、少量(30グラム)ほどで満足できる1品を作る事が出来るという点においてはオートミールは優れています。
まさに、ダイエットに適したダイエット食品ともいえると思います。
オートミールかさまし方法その1・葉物野菜でかさまし
オートミールと相性が以上にいいのが、チンゲン菜・小松菜・ほうれん草などの葉物野菜です。
これらを茹でてオートミールに入れて食べると味付けにより、リゾットや中華がゆのように変化させることができ、全体的に容量も増えるのでお勧めです。
基本的にオートミールはどんな野菜とも相性が良く、キノコリゾットにしたり、卵を入れて中華がゆにしたりして食べることをおススメします。
オートミール・玄米以外の最強ダイエット炭水化物・サツマイモ(番外)
別の記事↓
意外と知られてない?実は糖質制限ダイエットに使えるサツマイモの便利さ。
でも触れていますが、サツマイモも玄米、オートミールと同じく、使える炭水化物となりえます。
もし、ダイエット中に選ぶならこのサツマイモ・玄米・オートミールの3つの炭水化物から選べば間違いはありません。
玄米VSオートミール結局どちらが優れている?図表でまとめてみた結果・・・
100g基準 | カロリー | 糖質 | 食物繊維 | タンパク質 | GI値 |
玄米 | 353㌍ | 74g | 2.6g | 6.5g | 68 |
オートミール | 380㌍ | 69.1g | 7.52g | 13.7g | 55 |
正直、オートミールと玄米を比べると、同じ100gでもカロリーを除けば、すべてに対しオートミールに軍配が上がります。
しかし、腹持ちの良さや食べ物としてのポテンシャル、満足感などは玄米に1票入れたいところです。
また、オートミールに比べ、玄米はコスパがいいです。
オートミール100gの値段と玄米100gの値段を比べると毎日食べるものとしてはかなり差が出てくると思います。
一応参考までに、一番売れているオートミールがこれ
こちらは、ロールドオーツと呼べれる種類です。
調理が必要で、鍋で豆乳(無調整豆乳)などで、少し煮込んで、リゾットや中華がゆ、おじやのような感覚で食べてます。
オートミールは種類があり、しかも不親切なことに、そのパッケージにはほとんどオートミールの種類が書いてありません。
一般的に良く購入されているオートミールはこちらのクイックオーツと呼ばれる種類のものです。
こちらのオートミールは、お湯でふやかすだけですぐに食べることができるタイプのいわゆるインスタントなオートミールで、少し小腹が空いたときなどは、お湯で戻して食べたりしてます。
結果、優れているのは、オートミールということですが、オートミールを使いこなすのは意外と簡単です。
まれに、味と触感が苦手と思う方がいるようですが、ほとんどの方は調理方法で、美味しいと思う味付けにしてリピートするようです。
玄米とオートミールではダイエットに関してはオートミールに軍配があがりますが、今日はガッツリと食べたいけど、血糖値はなるべく上げたくはない!という日は、玄米、今はダイエット中だから、食を細くしていきたい!というときはオートミールに、という具合に使い分けたらいいと思います。