ここ数年ぐらいでトクホのお茶、または飲料の種類は爆発的に増えました。
もはや、何を選んで良いかわからないぐらい増えましたよね。
しかし、ここは基本に立ち返って、最初のトクホのお茶と言われる
ヘルシア
そして、わかりやすいCMで爆発的に売り上げを伸ばした特茶に注目して、本当のダイエット効果と実際、どのくらいの効果がダイエットの助けになっているのかを知りたいと思います。
両方飲んでいる方も多いと思いますが、本当のところどっちが効果的なのか?がわからない人が多いと思います。
そして、その効果が出る日数
一体、何日継続して飲めば【効果】が実感できるのでしょうか?
目次
- 1 【最短1か月?】は本当か?
- 2 最初のトクホのお茶、ヘルシア、苦みが強いその高い信憑性が売り?
- 3 ヘルシアよりも、大分まろやか、特茶が爆発的に売れた理由
- 4 ヘルシアと特茶、一見同じトクホのお茶だが、その成分は全く違う!
- 5 特茶の主成分・ケルセチン
- 6 種類の豊富さでは、ヘルシアに軍配が?ヘルシアファンがヘルシアを推す理由
- 7 サントリーと花王の代理戦争なのか?
- 8 双方企業努力が凄まじい!日本を代表する大企業だからこそのクオリティ
- 9 特定健康食品として特茶が売れまくったサントリー、現在は失速中?
- 10 結局、人気があるのはどっちだ?
- 11 人気=効果ではない、比べてわかったこと。
- 12 まとめと結論・両方とも1か月は続けてみたい
【最短1か月?】は本当か?

1か月で効果があった
私は1週間で痩せた
3日目で体重が落ちた
こんな話をよく聞きます
全部人によって日数が違います。
一か月で効果が出る
ということはまったく信憑性はありません。
ということで
1か月で効果が出るというのは
人によりけりの一言でかたづくということです。
ではどちらがより、効果が出やすいのでしょうか?
最初のトクホのお茶
特茶・ヘルシアで順に見ていきたいと思います。
最初のトクホのお茶、ヘルシア、苦みが強いその高い信憑性が売り?
トクホのお茶と言えばこれ
ご存じ、花王が売り出しているトクホ商品で、最近は贅沢旨味仕立てという商品も店頭に並んでます。
最初に発売されたヘルシア緑茶を飲んだ印象は
「苦いっ!」
というのが本音で、1本飲むのは意外と苦痛でした。
当初、350mlのショートのペットボトルに入っていて、それでも量が多いと感じてしまうほど。(現在はスリムボトルとなりました)
しかし、この苦みがお薬の苦みで、「良薬口に苦し」という言葉にもあるように、体脂肪に効いてる!!っという実感があります。
まさに、やせ薬を飲んでいる気分にさせる感じです。
でも、本当に体脂肪に効いているのか?気分的に痩せた気分になっても意味ないですよね?
しかし、「ヘルシアを飲んだら痩せ始めた」「ダイエットのスイッチが入った」という人も多く
私も実際に生の声を聞いたことがあります。
「ヘルシアで痩せた」と
実際に科学的なエヴィデンスもとれているため、確かに体脂肪減少させる効果はあると思います。
しかし、毎日ただ飲むだけでは効果はありません。
ヘルシアの効果はダイエット補助飲料のようなもの。
これは私の実感ですが、ヘルシアを飲んでトレーニングをした時の体の感覚と飲まないときの感覚はエネルギーの使われ方がヘルシアを飲んだ時の方が激しいと思われます。
忘れてはならないのはあくまでも【ダイエットの補助飲料】
ヘルシアをただ飲んで寝ているだけでは効果はありません。
ヘルシアよりも、大分まろやか、特茶が爆発的に売れた理由

そして、ヘルシアが発売されて間もなく、これもトクホのお茶として発売されたのが、サントリーさんから、その名も、特茶
元シブがき隊で今は演技派俳優の本木雅弘さんがCMをしてます。
ヘルシアよりも苦みが少なく、飲み口は若干飲みやすくて、市販されている普通のお茶とほとんど差がありません。
実は、トクホのお茶シリーズでは一番売れている商品ということで、花王のヘルシアを引き離して、業界NO.1の位置にいます。
なにより、その「飲みやすさ」が王座に君臨している理由かもしれません。
ヘルシアと特茶、一見同じトクホのお茶だが、その成分は全く違う!
また、ヘルシアと特茶の成分は同じように思えます。
両方とも基本的に【お茶】ですから。
不思議なのは、【お茶】なのに成分が大分違うところ
ヘルシアの高濃度茶カテキン
ヘルシアは高濃度茶カテキンをその体脂肪減少の主成分として謳っています。
この茶カテキンは食事誘発性熱生産という現象を体に引き起こします。
つまり、ヘルシア緑茶を飲んで食事をとると、食事をするエネルギーでも体脂肪を燃やすことができるというものです。
これは、ホルモン感受性リパーゼというアドレナリンが分泌されて体脂肪を燃やしてくれるものなので、極端に言えば、食べすぎなければ、ただ、ヘルシア緑茶をのんでいても体感には出にくいけど、時間をかけて徐々に痩せていくということです。
当然運動すると脂肪燃焼が促進されるということです。
しかし、現実と科学的データは違います。
実際は飲んで寝ているだけでは脂肪燃焼は実感としてはありません。
特茶の主成分・ケルセチン

対する特茶の主成分はケルセチン
これは、玉ねぎなどの野菜からリンゴのような果物に入っている主成分です。
これは、お茶にするにもなかなか水に溶けにくい成分で、それを糖と混ぜることによりケルセチン配糖体という形にして、お茶に含ませることができたのが、サントリー特茶の大きな功績でもあるようです。
ケルセチン配糖体は体脂肪を分解させます。
とうことは特茶も、運動と合わせると体脂肪にはちゃんと効いていくるということですね。
だったら、絶対、特茶飲んだ方がいいのでは?
特茶の方が普通のお茶みたいで飲みやすいし…
という考えも言われています。
確かに、特茶の方が飲みやすいし、毎日続けられる気がしますよね?
しかし、ヘルシアと特茶
どちらが、より痩せやすいか?という疑問に対する明確な答えがあります。
実は特茶とヘルシア
より痩せやすいのはヘルシアです。
これは、ヘルシアの体脂肪の減る割合と特茶の体脂肪の減少の割合を比べたものです。
特茶の公式ホームページ公開データ

特茶を12週間飲み続けると、5平方センチメートルの腹部の脂肪量が減っています。
これは、腹部だけのデータなので、全体で見れば、腹部5平方センチメートルといっても結構痩せたのでは?と思えるデータです。
続いて、ヘルシアです

特茶と比べて倍近く、10平方センチメートルもお腹周りの脂肪が減少しています。
同じ12週間で倍近くの体脂肪が減少するということは明らかに、ヘルシア緑茶の方が痩身効果が高いということですよね。
これは、ヘルシアの方が先ほども言いました食事誘発性熱生産という現象が原因です。
ヘルシアの高濃度茶カテキンは一日一度体に取り込むと食事誘発性熱生産の力により、体脂肪は燃え続けるということです。
一方、特茶の方は、脂肪を分解させる効果はありますが、燃焼させる効果まではありません。
つまり、特茶を飲んだ後は、しっかり運動をすることで、ダイエット効果をえることができます。
種類の豊富さでは、ヘルシアに軍配が?ヘルシアファンがヘルシアを推す理由
また、種類の多さではヘルシアに軍配が上がります。
ヘルシアはお茶だけではなく、スポーツドリンクタイプのヘルシアウオーターや、チョットスッキリしたい時に飲める、ヘルシアスパークリングなど、消費者をけっして飽きさせない企業努力もしてます。
それは特茶も同じだと思いますが、とにかく種類が多いです。
飽きさせない。
これは、ダイエット飲料を毎日続けさせるという意味ではとても大事なことだと思います。
サントリーと花王の代理戦争なのか?

トクホの2大勢力といえば、サントリーの特茶か、花王のヘルシアということになります。
他の会社もトクホのお茶を販売してますが、CMで見かける機会が少なく、2大会社(サントリー・花王)に比べてしまうと、どうしても知名度と商品の信憑性に欠けてしまうところがあります。
この2大会社は当分筆頭を譲らなさそうです。
ただ、トクホ商品としてこの2つの会社が争っているかどうか?は不明です。
製法が違うということで、お互い、それぞれの痩身効果を謳っていますが、ダイエット、国民の生活習慣病予防という点では譲れないものがあるのではないでしょうか?
しかし、効果や起用芸能人の人気などはともかく、実は、トクホ飲料製品の売り上げはサントリーの特茶に軍配が上がっています。
双方企業努力が凄まじい!日本を代表する大企業だからこそのクオリティ
双方の会社はここまでの売り上げシェアになるまでに相当な努力を払っています。
これぞ、日本の企業魂と言える結晶だと思います。
しかし、海外での認知度はいまいち。
それは、根本的なダイエットの考えが海外と日本では大きく異なっていることも指してますが、日本在住のアメリカ人の友人に聞いたところ、「普段、意識して飲もうとは思わない、日本人ならではの考えだよね?」と言っていたぐらいなので、発想は日本の独自なものなんだと思います。
特定健康食品として特茶が売れまくったサントリー、現在は失速中?
先ほどシェアはNO.1のサントリーと言いましたが、現在、そして今後はわかりません。
失速、とはいっても、発売当時と比べて、ということなので飲み続けられている商品には変わりはありません。
様々なトクホ商品がでてきているのもありますが、それ以上に【ダイエット】を目的とした飲料はトクホ製品の他にも沢山あります。
結局、人気があるのはどっちだ?
結局、人気がる!といったら、効果を抜きにしたら特茶ということになります。
しかし、エヴィデンスで言ったら、ヘルシアがダントツなのは先ほど書いた通りです。
双方メリット・デメリットがあります。
特茶のメリット
まず、何より飲みやすい!というのが先にきます。
味も普通のお茶として出されたら普通の少し渋いお茶って感じです。
値段は特茶もヘルシアも変わらずで、200円程度(それでも普通のお茶よりも高いですけどね)カテキンが強烈に効いているヘルシアに比べてかなり飲みやすい仕様です。
認知度も、モッくん(本木雅弘さん)がCMを長年務められていて抜群の認知度を保ちます。
特茶のデメリット
実際に継続して1か月飲んでも効いている気がしないという声を多く聞きます。
運動とセットで効果が発動するものだと認識するしかありません。
継続して飲んで、運動もセットで初めて効果を実感することができる、長い目で見ないとダメな商品です。
ヘルシアのメリット
実に多くの体重減少成功者がいます。
体脂肪も減りましたという、人も多く、効果を実感しやすいトクホ製品です。
最大のメリットは、特に運動を必要としない!これに尽きます。
まさに、現代のいわゆる”やせ薬”という感じ
数週間で効果を実感できたという人もいるぐらいです。
ヘルシアのデメリット
とにかく苦い
本当にカテキンが高濃度なんだな…と、飲めない!という人も多い。
中には薄めて飲む!という強者もいます。
これは私だけかもしれませんが、お酒を飲んだ翌日にヘルシアを飲むと物凄い気持ち悪くなった経験があります。
友人に話したところ、友人もそういう経験があると言ってました。
肝臓に何かしらの影響があるのか?と思いましたが、一応調べたら、飲みすぎると肝硬変になるという噂がありました。
でもこの噂はなんのエヴィデンスもない全くのデマということです。
安心して飲みましょう。
人気=効果ではない、比べてわかったこと。

人気だけならサントリー特茶に完全に軍配が上がりましたが、人気があるから効果が高いわけではないということを如実に表していることがわかりました。
脂肪を分解しやすくする、特茶
脂肪を燃焼させるヘルシア
双方の企業努力はダイエットに邁進する国民の強い味方です。
どちらのダイエット飲料を選ぶかは、きっと皆さんのダイエットへの向き合い方と考え方だと思います。
これから、継続的にトクホを続けてみようかな?と思う方は是非今回のこの記事を参考にされてください。
苦くてもいい!短期で勝負したい!=ヘルシア
ゆるい運動と合わせて、ゆっくり、ボディラインキープと少し緩めのダイエット=特茶
ダイエットシーンによって選んで飲んでいくのが良い選択ですね。
まとめと結論・両方とも1か月は続けてみたい
まとめると、筋トレやランニングなどの有酸素運動を併用して行うのなら1か月で効果はあります。
これが、運動による効果なのかトクホのお茶の効果なのかはその人の体感しだいとなります。
その人が「ヘルシアや特茶で早く痩せれた」と感じれば
効果はあった
ということになります。
科学的なデータは上に記した通りですので、少なくても
無駄にはならないということです。
ツールとして使うなら200円程度で手軽に手にできるトクホのお茶
自身で実感してみて下さい。